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2010年3月21日

手術後の運動は大丈夫ですか?

できるだけ運動は避けてください。体が温まると血流が盛んになり痛みや腫れが強くなったり出血の原因になります。また体が疲れると抵抗力がなくなり治りも悪くなります。
インプラント手術の方法にもよりますが、最近のインプラント手術はシンプルになって来ていますので殆どのケースでは術後3〜4日避けて頂ければ結構です。(例外的なケースもあります)

手術後の食事は大丈夫ですか?

ほとんどの場合、術後3~4時間で麻酔が切れます。しびれが切れれば食事をしても大丈夫です。ただ、できるだけ手術をしていない箇所で食べ物を噛んでください。また、出来るだけ軟らかい食品を摂ってください。栄養をしっかり摂ることも大切です。

手術後のお風呂は大丈夫ですか?

できれば軽いシャワー程度にしてください。体が温まると血流が盛んになり痛みが出たり、出血の原因になります。

手術後の歯磨きはしてもいいですか?

手術した部位の歯磨きは避けてください。縫い合わせている糸が切れたり傷口がひらいたりしますので、他の部位を歯ブラシで丁寧に磨くことをオススメします。

その際、歯磨ペーストは使わないようにしてください。また、歯磨きの後の「ぶくぶくうがい」もしないようにしましょう。どうしても、という方は軽くゆすいでツバを吐く程度に行ってください。

薬は飲まなくてもいいですか?

痛みがなくても抗生物質と痛み止めは服用してください。感染を予防、炎症を和らげる効果があります。

手術後は歯が抜けたままですか?

ほとんどの場合、仮歯もしくは入れ歯を入れるようにしております。手術によってはすぐ入れられない場合もあります。ご相談ください。

定期的な検診は必要ですか?

インプラントはチタンのため虫歯にはなりませんが、歯周病になる可能性があります。インプラントの特性として最初は歯周病に対し天然歯より抵抗性を示しますが、一旦歯周病に掛かると進行が早いため、予防するために定期検診が必要です(最低6ヶ月毎)。
※定期検診の期間に関しては天然歯でも同様です。

自分の歯と同じように噛むことはできますか?

自分の歯と同じように考えていいと思います。自分の歯で噛める物はインプラントでも噛めます。

手術後に注意することはありますか?

【注意点1】術後24時間は冷湿布を行ってください。この冷湿布は腫れをできるだけ抑えるということが目的ですので痛みや腫れが無くてもできるだけ術後の24時間は冷湿布をしてください。約24時間が経過し、その後、強い痛みある場合を除き冷やさないでください(氷嚢などに氷と水を入れて冷却してください。できるだけ氷を使用したほうが効果があります)。

【注意点2】ブラッシングは縫合してある部分を中心に。その周りの歯2~3本の範囲は抜糸をするまでは避けてください。

【注意点3】縫合をしてある部分が気になり、舌で触ると縫合が外れ傷口が開いてしまう場合があります。極力舌で触れないように注意してください。

【注意点4】術後数日間はある程度の炎症が起きていますので運動や飲酒等の血行が良くなることは避けるようにしてください。また、痛みや腫れがある間は引き続き避けるようにしてください。

【注意点5】手術を行った付近を中心に皮膚表面に「皮下出血」が見られることがありますが、自然に消失しますのでご心配なさらないようにお願いします。皮下出血の出現する期間は翌日から約1週間程度です。出現してから約1週間で自然消滅しますが、消失を促進する場合には温湿布が効果があります。但し、火傷には充分に注意をお願いします。

【注意点6】手術直後より抜糸までの間は手術を行った側での咀嚼は極力避けるようにお願いします。

【注意点7】インプラントを入れた上に手術当日より義歯を装着する場合がありますが、できる限り手術をした部分での咀嚼は避けるようにしてください。

※その他インプラントを入れた部位や術式によって注意事項が異なる場合がありますので多少でも不明な点がある場合はご連絡ください。

インプラントはどのくらいもちますか?

患者さんのお口の中の衛生管理に大きく関係してきますので、お口の衛生状態が悪いとインプラントの寿命が短くなる場合もあります。
インプラントの歴史は1950年から始まり、実用化されたのは1965年からです。実例として、1965年にインプラントを行った患者が亡くなるまでの41年間問題なく機能しておりました。

つまり40年間耐えられる実績は証明されております。常に衛生状態を良好に保つこと、他の問題が発生した場合、その問題を速やかに解決することなど、担当医師や衛生士の指導に従っていただくことが大切です。インプラントの10年生存率は95~97%前後です。

当院では清水歯科クリニック開院当初に施術を行った方で、現在でも殆どのケースでほぼ同じ状態で経過しています。

歯と歯肉の間・歯と歯の間に食べ物がつまりやすくなった気がします

インプラント体ともとの歯の根の太さが異なることに起因します。歯と歯肉との隙間が天然歯の時と全く同じ状態にならないことが関係しています。もちろん人工歯を製作するときは詰まりにくいように色々な工夫をして設計するのですが、食べ物が詰まらない形態というのは詰まってしまった汚れを逆にとりにくく、歯ブラシしにくい形態なのです。

噛みごこちが少し違うのですが......

天然歯には、歯と顎の骨の間に歯根膜というクッションがありますが、インプラントにはこのクッションがないので、噛んだときの力が骨に直接伝わるためという事がひとつ考えられます。

しかし、殆どのケースで天然歯と動揺の噛み心地という患者さんの評価です。
しっかり噛めることで顎の位置が正常に戻り、噛み合わせが変化し違和感を感じていると言う事も可能性がありますので早めに受診なさってください。

インプラントをして数年後にインプラント体が動揺・脱落してしまった

多くの場合、インプラントの過重負担、インプラント周囲の感染症や喫煙(特に喫煙量の多い方)が原因です。

揺れているインプラント体を、ムリにお口の中に残しておくと、周囲の骨がさらに無くなってしまいます。早期に取り除くべきです。インプラント体を取り除いて骨と粘膜が治るのを待ち、再び新しいインプラントを植立するか別の治療法を選択するかを検討します。

感染に関しては、インプラントも歯と同じように歯周病にかかる事があります。病気や免疫・体調の変化で、さらに加速する事もありますから、日ごろのプラークコントロールは重要です。また、ちょっとした噛み合わせの変化が、インプラントをだめにしてしまう事もありますので、定期検診(最低でも6ヶ月毎)は必ず受けるようにしてください。

顎の骨が少なくなってきた気がします

歯槽骨(顎の骨)は、加齢とともにある程度吸収していきます。インプラント周囲骨も例外ではなく、骨はある程度失われていきますが、過重負担や感染、免疫のバランスが崩れると骨吸収はさらに加速します。

特に問題がない場合、インプラント周囲の骨は年間で0.1㎜程度の吸収が起きます。ただ義歯の入っている部分では年間で0.5㎜〜1.3㎜、インプラント周囲の骨より10程度吸収します。

頬や舌のあたりを、噛んでしまいます

歯のない期間が長期に及ぶと、歯のなかったスペースに頬や舌が入り込んできます。そこに新しい歯が入ると頬や舌の筋肉がその変化に対応できずに、舌や頬を噛んでしまう事があります。

筋肉は徐々に慣れていきますから、心配はありませんが、一度噛んでしまうと腫れてふくれるので、また噛んでしまうという悪循環が生じてしまいます。

新しく入ったからと言う事で全力で咬むのではなく、一歩一歩慣らして行くと言うような気持ちを持ってください。経過観察の中で調整をしながら慣らして行きます。

発音しにくくなった気がします

お口の中の環境が変化したためです。これは慣れなのですが、慣れる期間については個人差があります。


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