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2012年4月24日

肉眼の約20倍に拡大して処置ができる~マイクロスコープ

マイクロスコープ

歯科治療を成功に導くためには、ミクロン単位で患部を処理する緻密な歯科技術が必要です。その際、ドクターの強い武器となるのが、「マイクロスコープ」とよばれる高性能な顕微鏡です。

マイクロスコープの特徴は、肉眼の約20倍に拡大して処置ができること。

より緻密な処理ができるため、虫歯に侵された箇所のみを正確に削り取ることができます(肉眼での治療では、削る必要のない健康な箇所まで削ってしまうケースもあります)。

また、歯に被せたり、詰める治療の場合も、隙間なく正確に入れることができます。

※すべての症例にマイクロスコープを使用するわけではありません。患者さんの症例に合わせて使用します。

マイクロスコープ

この画像なんだと思いますか?すぐ判ってしまいますよね・・
そうです、壱萬円札の一部です。マイクロで撮影しました。実際にはもっとくっきり観えるんですよ。
では、壱萬円札のどこに印刷されているのでしょうか?

ご自分の壱萬円札を出してみてください。探すのに少々時間がかかるのでは無いでしょうか?描いてありそうなところを見つけても肉眼で判読できる人は??・・なかなかいないですよね・・

これは、マイクロの最大の拡大像です。私は、いままでほぼ全ての治療でルーペを使用していましたが、それでも治療結果に肉眼とは格段の差が出ます。マイクロに至っては別世界と行っても決して過言ではありません。

某大学の准教授が講師のセミナー で、マイクロスコープについて以下のように言っていました。

「裸眼で治療するベテランのドクターと、マイクロスコープを使用した卒後半年のドクターの治療結果を比較すると、圧倒的にマイクロスコープを使用した卒後半年のドクターの治療結果が良い。」とのことです。

「いつも同じところが虫歯になる」「より精密で安全な治療を受けたい」という方、ぜひ当院までご相談ください。

CT(歯科用CT/コンビームCT)

CT

当医院では歯科用CTを用いてのインプラント治療をスタートさせました。なぜ、歯科用CTを導入したのかをご説明致します。

まず、CT(3D)を撮影しないでパノラマエックス線画像(2D)だけでインプラント手術を行う場合と歯科用CTを用いた場合の違いを考えます。

パノラマエックス線画像のみの手術
パノラマエックス線画像は一方向から投影された平面でいわゆる影のような状態(2次元)です。術者はそこからの情報と知識や経験から立体像をイメージしながら手術をします。シミュレーションもパノラマエックス線画像を参考に行います。

歯科用CTを用いた場合の手術
CTはご存知のように断層を観る機械ですが、この断層をコンピュータ処理をして3Dにして観る事ができます。歯肉や粘膜を剥がすことなく実物とほぼ同様な形態を観る事ができ、エックス線画像では判断ができない、あるいはしにくい情報をCTでは得る事ができます。


手術のシミュレーションも画面上で実際に使用するインプラントのサイズのものでシミュレーションが正確にできるようになりました。これにより今までよりも極めて実際に近いシミュレーションができるわけです。

歯科用CT


サージカルガイド/コンピューターガイドを用いた手術
コンピューターガイドというのはCTデータ上でシミュレーションを行った状態に限りなく近い状態でインプラトを入れることが出来るシステムです。コンピューターガイドを使用しない場合、シミュレーションを行った画像と術後の画像は多少のズレが生じます。骨の幅と高さが十分ある方の場合はそれでも全く問題がありませんが欧米人に比較し日本人は骨の厚みや量が不足しているためサージカルステントを使用した方が安心なケースは少なくありません。インプラント手術を行う前の診査(CT)段階で上記のような方には当院ではサージカルガイド/コンピューターガイドを用いたインプラント手術をお勧めしております。

被曝線量について(医科用CTと歯科用CT)
地球上で地上にいるわれわれは自然放射線によって既に被爆しています。その線量は約2400μSv(世界平均値)です。被曝線量については下記の図を参考にして頂けると解りやすいですが、脳ドック等で行われる頭部のCTは1500~2000μSvです。
これらに比較し歯科用CTの被爆線量は70μSvで、自然放射線や頭部CT撮影のおおよそ1/30になります。また、パノラマエックス線画像(フィルムの場合)も同じ70μSvですので、歯科用CT撮影はかなりの低線量で行うことができると言えます。

被曝線量について


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